投資をする以上、大きなリターンを求めるのは、当たり前のことです。しかし、大きなリターンを求めるということは、高いリスクを背負うことを意味します。大きなリターンを得たいのであれば、高いリスクを覚悟しなければいけません。

リスクとリターンは、相関関係にありますので、ハイリスクハイリターン、ローリスクローリターンが投資の原則です。

とはいっても、低いリスクで大きなリターンを得られるのであれば、それが良いに決まっています。大きな損をする可能性が低くて、大きな利益を得る可能性があるのであれば、こんな良いことはありませんよね。

実は、リスクは、投資の仕方によってコントロールできます。リスクを抑えることは可能なのです。

賢い投資をするには、可能な限りローリスクハイリターンに近づけることが大切。ここでは、誰でも簡単にできる、リスクを抑えて安定したリターンを得る方法をご紹介しますので、投資の参考にしてみてください。

投資のリスクを抑える方法

  • 分散投資
  • 長期投資
  • ドルコスト平均法

分散投資

投資の世界には、卵はひとつの籠に盛るなという格言があります。卵をひとつの籠にだけ盛っていると、その籠を落とした場合、すべての卵が割れてしまうことから、複数の資産への分散投資の重要性を説いています。

この格言の通り、分散投資をするとリスクは抑えられます。投資信託の中にも、株式に投資をするものもあれば、債券に投資をするものもあります。また、株式に投資をする投資信託でも、国内の株式に投資をするものもあれば、海外の株式に投資をするものもありますし、新興国の株式のみに投資をするものもあります。

投資信託だけで資産を運用する場合でも、複数のアセットクラスを自分のポートフォリオに組み込むことが大切です。

また、時間や通貨を分散することも大切です。特に、時間の分散は非常に重要。同じ金額を投資する場合でも、一度にまとめて投資信託を購入するのではなく、毎月決まった金額を長期的に投資するようにした方が、得られるリターンは安定します。

長期投資

長期的に投資をする方が、リスクを抑えられ、安定したリターンを得ることができます。

株式等のリスクの高い資産は、長期になるほど、価格変動リスクが低くなると言われています。長期的な分散投資を行うことで、安定したリターンが期待できます。

ドルコスト平均法

ドルコスト平均法とは、定期的に同じ金額を購入し続ける投資法を言います。例えば、毎月1回、10,000円分の投資信託を購入し続けるような方法です。

ドルコスト平均法の良いところは、購入単価を引き下げられることです。肝は、同じ金額を積み立てるという点。定期的に、投資信託を同じ金額だけ積み立てていけば、投資信託の基準価額が上がった場合には、購入できる口数は減ってしまいますが、基準価額が下がった場合には、購入できる口数は増えます。

ドルコスト平均法で運用していくと、定期的に同じ口数を購入していくよりも、購入単価を引き下げることができ、その分、高いリターンを得られる可能性が高まります。