投資信託には、アクティブ運用とパッシブ運用という運用スタイルがあり、アクティブ運用を行う投資信託をアクティブファンド、パッシブ運用を行う投資信託をインデックスファンドパッシブファンド)と言います。

アクティブファンドとは

アクティブファンドとは、アクティブ運用と言われる、ベンチマークとしているインデックスを上回る投資成績を上げることを目指す運用スタイルを取る投資信託のことです。

アクティブファンドは、大きなリターンが期待できる分、リスクも高めとなっており、また、手数料も高めに設定されています。比較的、ハイリスクハイリターンの運用スタイルを取る投資信託が、アクティブファンドと言っていいでしょう。

アクティブファンドは、市場等の分析に基づき、投資を行うことから、運用成績が、ファンドマネージャーの腕に左右されやすいとも言えます。

インデックスファンドとは

インデックスファンド(パッシブファンド)は、パッシブ運用という、ベンチマークとしているインデックスに追従するような運用スタイルを取る投資信託のことを言います。市場全体の平均的な収益を目指す投資信託と言うこともできます。

インデックスファンドは、アクティブファンドのように市場平均を上回る成績を目指すものではなく、平均的な成績を目指していることから、アクティブファンドに比べると、リターンも小さく、リスクも低い傾向にあります。また、手数料も低く設定されています。

インデックスファンドは、ベンチマークとしているインデックスに近いポートフォリオを組むことになりますので、ファンドによる成績の差が生じにくく、また、難しい分析を必要とせずに投資ができるというメリットがあります。ただし、トラッキングエラーと呼ばれるインデックスとの乖離がひどいファンドには注意が必要です。

アクティブファンドとインデックスファンドの特徴

アクティブファンド インデックスファンド
運用スタイル 市場平均を上回る収益を目指す 市場の平均的な収益を目指す
リターン 大きめ 小さめ
リスク 高め 低め
手数料 高い 低い

アクティブファンドとインデックスファンドのどちらを選ぶべきか

やはり気になるのは、アクティブファンドとインデックスファンドのどっちが良いのかというところですよね。一概にどちらが良いと言い切ることはできませんが、多くのアクティブファンドは、インデックスファンドに勝てていないというデータもあります。

一見、市場の平均的な収益しか目指していないインデックスファンドよりも、市場平均以上の収益を目指しているアクティブファンドの方が、大きな利益を得ることができそうですが、そうとも言い切れません。当然のことですが、大きなリターンを目指しているアクティブファンドが、常にインデックスファンドを上回る成績を上げることができるとは限らないのです。

大きなリターンを目指しているということは、リスクも高いということ。それなりに大きな損失を覚悟しておく必要もある訳ですね。

そして、何よりも注意しておきたいのが、コストです。

アクティブファンドは、インデックスファンドに比べて、コストが高めに設定されています。インデックスファンドは、販売手数料が一切かからないノーロードファンドが一般的ですが、アクティブファンドは、販売手数料がかかる投資信託が多いです。また、投資信託の保有中ずっと負担する必要がある信託報酬も、アクティブファンドの方が、インデックスファンドよりも高めに設定されています。

投資信託において、手数料は、非常に重要な要素です。手数料が、損益に直結するからです。仮に、同じ成績を上げている投資信託があったとすると、手数料が低い方が、大きな利益を得ることができますよね。手数料の高い投資信託は、手数料によって利益が食われてしまい、いわゆる手数料負けしやすいというデメリットがあります。手数料は、安いに越したことはありません。

このファンドは間違いないといった自信があるのであれば、積極的にアクティブファンドに投資をしても良いかもしれませんが、まずは、インデックスファンドの中長期的な積立投資から始めてみることをおすすめします。